変遷

当社の設立は昭和27年に遡ります。当時の主なる製造品目は所謂塔槽類の設計・製造が中心で長らく同所にて営業をしていました。
昭和40年頃には江東区の宅地化が進み、江戸川区に移転、その頃は製造品目の中心がダクト用の伸縮継手(低圧・大口径)にシフトしていました。当時石油製油所、セメント工場などでは生産拡大に伴い、集合煙突が多く見られるようになり、これらの煙道ダクト用にこのような低圧・大口径伸縮継手の需要が多くなった背景がありました。昭和50年頃になるとわが国もロケットを自前で打ち上げるようになっていましたが、エンジンは米国の技術に頼っている状況でした。
当時日本の重工メーカは宇宙開発事業団(現宇宙航空研究開発機構/JAXA)の要請で国産ロケットの第二段エンジンの開発を行っていました。このうち石川島播磨重工業(株)はこのエンジンのターボポンプの開発を請け負っていました。このエンジンは燃料・酸化剤に液水・液酸を使用していたので、これらの地上設備の製作は当時のガスメーカに依頼していました。
ガスメーカは低温液化ガスの設備工事は特に支障なく工事を進めることが可能でしたが、このロケットエンジンはGG(=GasGenerator/ガス発生器)サイクルを採用したためターボポンプの運転には、液水・液酸の一部を燃焼させてターボポンプを回転させる必要があり、その排気が高温のためガスメーカは設計に苦慮していたようです。
当社では煙道ダクトでの高温ガス配管の設計・製作に対する技術があり、石川島播磨重工業(株)よりこの高温排気系の設計・製作を請負、施工することにより、宇宙産業参入の機会を得ることが出来ました。
昭和63年暮に社名もダイナックス(株)と変更し、宇宙航空研究開発機構/筑波宇宙センター近隣の現在地(茨城県・牛久市)に会社移転を行い、クリーンルーム設備を有する宇宙産業、特に燃料系の配管装置の設計・製作をはじめ関連装置を幅広くこなしています。
同地の地の利を生かし、宇宙基地運用の宇宙飛行士が訓練に使用する同フルサイズモックアップ(1/1 の金属性水中用模型)の製造は第一回目の製造こそ米国・ロッキード社が行いましたがそれ以降の総ての製造を当社が行うなど現在に至ります。

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